カレイドスコープ

孫策が許昌で行方を絶って以来、南陽と成都の距離は急接近
連合による許昌攻略を孔明に持ちかけられた南陽
呂蒙たち古参の四天王はすでに孔明と会い、その密約を結んでいた
しかし、孫策が行方不明になった原因を作り出した孔明を周瑜は拒否
その真相を聞きだそうと直接孔明に会って話そうと行動を起こすのだった

一方成都では――。
夏候惇の君主への想いを受け止めた関羽は許昌を後にし帰路についていた
成都へ向かう森でその関羽を待っていたのは趙雲
早く元徳の元へ戻ろうとする関羽に趙雲から意外な言葉が…
元徳は関羽という支えを失ったことで精神的な成長を見せはじめている
成都の君主としての自覚も芽生え始め、今、関羽が戻ることはマイナスにしかならない
それを聞いた関羽は元徳のためになるならとその身を引き影から元徳を見守るのだった
孔明に成都の覇権を諭される元徳だったが、天下には興味がない
ただ平和であれさえすれば…と天下獲りに興味がないことを言明
孔明はそれでも、その理想を実現するためには幾多の血が流れると元徳に覚悟を求める
すると元徳は、覚悟はあると決意を固めるのだった

水龍の気をつかさどりし小覇王――

気を失っていた孫策を保護した張鉱は孫策にある術を施す
曹操は中原の大地の炎、劉備は天の稲妻、孫策は長江の水…
互いの気は相反し三すくみの関係にある
孫策の水龍の力は劉備の稲妻の力を伝導し巨大な気の力を引き起こす
その力は曹操の火の力を消してしまうほどの力があるはず…
張鉱はそれを実現させるために水龍の力に目覚めさせたのだ
しかし、目覚めたのは体だけ…。その精神はまだ暗闇を彷徨っていた
その孫策を暗闇から引っ張りだすために干吉が呼ばれていた

孔明に会うために成都へ向かっていた周瑜はそこで関羽に出会う
関羽から告げられた孫策消滅の事実。
関羽と孫策の戦いに横から手を出した曹操によって葬られていたのだ
孫策を想い単身成都に乗り込んできた周瑜の孫策への想いを感じた関羽は
まっすぐに自分の想いを周瑜にぶつけるのだった

「私は元徳が好きだ…、同じ時代に生まれ出会えたことを喜びに想う」
「たとえそれが遠い過去に定められた運命だったとしても…」
その言葉を聞いた周瑜は孫策の想いを自分が継ぐことを決心する
それこそが孫策の望んでいることに違いないと…
「ありがとうございます…、関羽さん…」

その後、南陽＆成都連合軍は正式に許昌へ宣戦布告
龍玉をかけて代表闘士による最終決戦が行われることとなる

作画のひどさはあいかわずです。力の入っていたアイキャッチまで…
話の流れも途切れ途切れでちょっと見づらい
孫策を殺した干吉が孫策を目覚めさせる役割を担うなど話にムリが出てきてますね
原作ではちゃんと水龍を扱う修行をしていたんですが…
アニメの方はあきらかにストーリーが原作より落ちます
尺の関係上しょうがないんでしょうが、エロ以外に視聴者を惹きつけるものはないような気が

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